2025-01

小説

記憶の彼方へ 3

続き物の最後です 気がつくと、私は自分の部屋のベッドに横になっていた。そして、私の腕を掴んできた男の人が何故かベッド際にいて座っている。 普通なら、知り合いですらない男の人が自分の部屋にいきなりいたら、恐怖に包まれるだろう。でも私の中に恐怖...
小説

記憶の彼方へ 2

続きものになります。  私が、部屋から出かかると、聡太さんが立ち上がって、扉を掴んだ。「何処に行くんだ?」「何処って、この家から出ていくだけ」 聡太さんはやっと私を見ている。でも、今度は私が聡太さんの方を見ていない。「もう、遅いし、何処に泊...
小説

記憶の彼方へ 1

長めの話になってしまったので、3回に分けて投稿することにします。3日間連続での投稿です。全部読んでくれたら嬉しいです。※注)一部、性的描写も入っている為、15歳未満の方は読まない方がいいかもしれません。 幼い頃、誰かにある本を読んでもらった...
小説

初恋と失恋と友情と

初めての彼氏ができた。1年くらい前から密かに好きだった。だから、東郷君私を好きみたいだって友達から聞いたときは、本当に嬉しかったし、すごくドキドキした。  今、私は受験生。高校に入る為にみんなが勉強を頑張っている。私は勉強は元々できる方だけ...
小説

いつまでも母親を求めて

「お母ちゃん、どこ行っちゃったの?」 民子は朝、ベッドの中で目が覚めた。6畳にも満たない小さな部屋には民子の他は誰もいない。民子は自分しかいないことに寂しさを覚えて、ベッドから出て立ち上がり、辺りを見回してそう言ったのだった。「お母ちゃんが...
kindleの小説出版

僕の心臓が動いていることと、ラウラスに逢えて変わったこと(ラウラスと名付ける)

高校からの帰り道に後藤悟と小池龍真と僕はご飯を食べに行った。 家に着いたのは9時15分前だった。僕は急いでミャアの世話をすると、動きやすい格好に着替えた。 今日は結構疲れていた。白い奴が現れた日ほどではないが、いろいろ神経も遣った気がした。...
人生行動記

新年初高尾山

1月3日に高尾山を登りました。この前、陣馬山に登って、次回は鎌倉の方へと言ったのですが、つい新年に行きたくなってしまいました。しかし、常に人が多い高尾山です。お正月はずらした方がいいと思いましたが、都合上3日となりました。今回は稲荷山のコー...