陣馬山登山

山登り

陣馬山へ来ました。今回は、車で来ました。

「陣馬高原下」のバス停のすぐ隣に、4台くらい駐車できます。道路を挟んで向かい側の家に駐車料金の800円を支払います。階段を上って左側に木の机とポストがあります。机の上に管があり、用紙とペンがその中に入っています。

用紙に自分の車の車種とナンバーを書き、その用紙と一緒にお金をポストへ入れます。なにげにお釣りも置いてあります。

日曜日でしたが、午前9時には到着をしていたので、駐車場は空いていました。

お金を支払った後は、バス停のところにお手洗いがあるので、そこで済ませます。あとは陣馬山の頂上までお手洗いはありません。

お手洗いは入ってすぐに右側が男性用のトイレ。少し奥に二つ扉つきのトイレがあります。

手を洗うところの水はあまりでません。冬場は凍結防止の為に少しの水をチョロチョロと水を出しっぱなしにしているみたいです。

車の運転をずっとしてきたので、軽く体をほぐしてから山へ向かいます。

ずっと左側に川があり、それに沿って進みます。

しばらくはアスファルトの道です。最初の分かれ道は右へと進みました。左側は通行止めみたいですね。

バス停から山道へ入る場所まで、自分は歩くのが速いので、20分かからないで到着しましたが、だいたいは20分から30分くらいかかると思います。

ハイキングの案内図は少し見えにくくなっていました。

初めは、比較的なだらかな道ですが、道自体は細くなっています。

誰かと一緒に登るときは、もちろん相手のペースに合わせるのですが、今回は1人できているので、すぐに前の人に追いついてしまいます。

道が狭いところだと、わざわざ避けて頂くことになるので、少々申し訳ない気持ちになります。

ですが、基本的には同じペースで登っていきたいので、「すみません」と声をかけながら登っていきます。

山は、基本的に同じペースで登っていくのがいいです。

その時の自分の体力に合わせて、保てるペースで登るのがポイントです。

なだらかな道からすぐに急こう配になります。

高尾山のコースにもよりますが、前回上ったコースよりも急な登りで、木の根や石も多くあります。

足を結構高く持ち上げないと、登れないような場所もあります。

重心はいつも前にし、後ろ脚は伸ばすような要領で登っていきます。

踏み込む足のかかとのあたりに木の根や石がくるようにします。そうすることで、足(足首からつま先)が平らに近い形になるので、比較的楽に登ることができます。

木々の間から入ってくる日差しがとても綺麗です。

今回は、休日ということもあり、人も多いですが、進むにつれて、息を切らしている方たちが目立ちました。

自分は、ある程度息を切らすペースで登っているので、自分も息を切らしているのですけどね。

写真を撮りたくて、でも編集の手間を考えて、人がいないときを見計らって撮っていました。何人かの人を追い抜いて、でも、すぐに人がいて、なかなかタイミングがつかめませんでした。

しかし、家に帰ってきてみたら、簡単に人を写真から消せる機能があることに気がついて・・・少々間抜けでした。

しばらく登って、案内板がありました。

         ここを右へ曲がり進みます。

ここからはそこまで斜面が急ではありません。ここまで来ると、きつい部分は終わったとみんなが思うのではないでしょうか?

細い道を進みます。前には誰も人がいないので、安心して進みます。

再び案内板があります。今回は和田峠ではなく、陣馬山山頂へ。

天気がいいせいもあて、本当に木漏れ日が綺麗です。

膝の痛みは、やはり登りではほぼありません。

山頂に到着しました。緑や光が形作る綺麗な景色に、心が癒されながら登ってきました。

そして、苦手な下りの始まりです。

トレッキングポールを取り出して、長さを伸ばしてから行きます。

景信山の方へ行って縦走したいけど、今は膝のことを考えていきません。

下りは、軽く膝を折り曲げて重心を低くします。

前に武道を少しやっていたことがあるので(本当に少しですが)、腰を落として重心を下にするのは慣れたものです。

電車とかで立っているときも、揺れが強い時とかに重心を落とします。そうすると、よろけ防止になります。

初めは調子よく下りていけました。

膝のリハビリには夏から通っており、実はけっこう長い期間続けています。

初め、リハビリの先生は、若い女の人がついてくれるみたいでした。

「お、かわいい子だな。やった」

と、内心思いましたが、自分の都合と合わずに、男の人に変わりました。

彼はおそらく20代で、大学院生Wさん。Wさんは、現在捻挫についての論文を書いているところなのだとか。

なかなかのイケメンで(マスク下の顔を見ていませんので、全体では分かりません)、落ち着いた声をしています。

注意して山を下っているのに、少しずつ膝が痛み始めてきます。

トレッキングポールの遣い方も上手くなっていると思うのですが、なかなか自分の膝は手ごわいみたいです。

リハビリは、もともと屋久島に9月に行く予定だったために始めました。屋久島目指して、休みの日には20キロ近く歩いていました。

教えてもらった筋トレを毎日全てこなし(そこまで求められていなかったけど)そうして屋久島へ付きましたが、あいにくの雨で縄文杉には会えず、結構落ち込みました。

そのあとは、少しだらしない生活をしてしまいましたが、今、再び復活しています。

体も絞って、早く帰ってこられた日は1時間半から2時間は歩くので、体重もだいぶ落ちました。

膝への負担軽減にもつながりました。

でも、Wさんに、「痛みがなくて平気だった。Wさんのおかげです」と言いたかったのですが、今回は無理そうです。

陣馬山は高尾山よりも段差が激しく、思っていたよりも早く膝の痛みがやってきてしまいました。

最初は少しずつなので、急激に痛むわけでもありませんが、嫌だなと思ってしまいます。

途中、少し膝を休ませたらどうだろうと思って、切り株で座ってみました。

登りのときと違って、今度はどんどんいろんな人に追い抜かれていきます。

因みに、山道を開けるときは、斜面の上の方に立ち、片方のつま先を下の方へ向けて、もう片方の足は山道と並行であるようにします。

切り株に座って少し休んでみたあと、下りの再開です。

休んだせいか僅かな時間だけ大丈夫な気がしたけど、やはり痛み始めました。

陣馬山も自分の膝もなかなか手ごわい。

屋久島のあと、少し怠惰に過ごしたけど、また体つくりを頑張っているし、きっと努力が報われると信じて頑張るのみ!!

年上の親戚のOさんに、長めの山登りに誘われています。春ごろに行く予定です。

それまでに、なんとかなればなと思っています。

急こう配の場所を越えると、膝への負担が少なくなったために、痛みも緩和してきました。

とりあえず、家に帰ったら、しっかりストレッチを行わないといけませんね。

もう少し体を作って、再びチャレンジします。

前進あるのみ。

今回は、自分は車で行きましたが、陣馬山へはバスで行けます。

中央線の高尾駅の北口で下車し、1番のバス停乗り場から「陣馬高原下行」に乗ります。

また、今回の自分と同じ道でないなら、中央線の藤野駅から2キロくらい歩くと登山口があります。

バスも出ていますが、1時間に1本くらいしかありません。

こちら側からの方が山頂までの道も長いです。

陣馬高原下から山頂は1時間程度ですが、藤野駅からだと4時間くらいになるかと思います。

ちなみに、

高尾山は標高599m

陣馬山は標高855m

です。

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