小説書くおおかみ(The Storytelling Wolf)

人生行動記

グランドトレーニング

日中の用を済ませてから、予約をした宿へと向かう。車で走っている途中で、すぐに空はその色を濃くしていく。 スカイダイビングのライセンス習得に向けて、動き出すことにした。どこまで取れるか分からない。でも、チャレンジをしていきたいと思ってしまった...
人生行動記

山登りシリーズご報告

このブログを読んでくださっている方たち、ありがとうございます。このブログの中で山登りシリーズがあります。実際に山を登っていったことを書いているものです。膝を痛めているけど、筋トレをして諦めないでいきたいと思ってはいます。ですが、先月、つまり...
小説

海の中の月 1

これは、「月が濁す海の闇」というファンタジーものの小説の主人公の親の話になります。また、かなりの長編になるかと思います。1週間に1度以上のペースで投稿していくつもりです。合間で他のものも投稿していくので、番号をつけていきます。    プロロ...
小説

AIの沈黙2

「何だか、最近お前やつれてねえ?」 学校で昼を食べているときに、友達の一人の西田に言われた。「わかるわ~、最近目の下のくまとかすげえよ」 もう人に早川にまで言われた。「なんか、夢見が悪くてな」「沢田が恨んでいるんじゃねえの? それで、夢枕に...
小説

AIの沈黙1

長いので2つに分けます。 君は誰? どうしてそんなに苦しそうなの? 髪の毛の長い俺とほとんど同じくらいの年齢の女の子が泣いている。最近、俺はよくこの夢を見る。 その女の子は憂いのある表情で、苦しそうにしてただ涙を流している。そして、何かを俺...
小説

記憶の彼方へ 3

続き物の最後です 気がつくと、私は自分の部屋のベッドに横になっていた。そして、私の腕を掴んできた男の人が何故かベッド際にいて座っている。 普通なら、知り合いですらない男の人が自分の部屋にいきなりいたら、恐怖に包まれるだろう。でも私の中に恐怖...
小説

記憶の彼方へ 2

続きものになります。  私が、部屋から出かかると、聡太さんが立ち上がって、扉を掴んだ。「何処に行くんだ?」「何処って、この家から出ていくだけ」 聡太さんはやっと私を見ている。でも、今度は私が聡太さんの方を見ていない。「もう、遅いし、何処に泊...
小説

記憶の彼方へ 1

長めの話になってしまったので、3回に分けて投稿することにします。3日間連続での投稿です。全部読んでくれたら嬉しいです。※注)一部、性的描写も入っている為、15歳未満の方は読まない方がいいかもしれません。 幼い頃、誰かにある本を読んでもらった...
小説

初恋と失恋と友情と

初めての彼氏ができた。1年くらい前から密かに好きだった。だから、東郷君私を好きみたいだって友達から聞いたときは、本当に嬉しかったし、すごくドキドキした。  今、私は受験生。高校に入る為にみんなが勉強を頑張っている。私は勉強は元々できる方だけ...
小説

いつまでも母親を求めて

「お母ちゃん、どこ行っちゃったの?」 民子は朝、ベッドの中で目が覚めた。6畳にも満たない小さな部屋には民子の他は誰もいない。民子は自分しかいないことに寂しさを覚えて、ベッドから出て立ち上がり、辺りを見回してそう言ったのだった。「お母ちゃんが...