ファンタジー

小説

それでも自分であるということ4

つづきものです。1話目と2話目を読んでない方は、先にそちらをどうぞ!1話目⇒2話目⇒3話目⇒「ユニコーン?」 俺はまるで自分の意思ではないかのように、顔を右側に向けた。そのまま気がついたらその角を頭部に生やしている奴を俺は見ていた。そして、...
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それでも自分であるということ3

つづきものです。1話目と2話目を読んでない方は、先にそちらをどうぞ!1話目⇒2話目⇒「う、うわああああああああああぁぁぁ~」 俺は自分のその声に目を覚ました。俺は、ベッドの上で大きな声で叫んでいた。 辺りを見回すと、そこは自分の家の自分の部...
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それでも自分であるということ2

続き物です。先に「それでも自分あるということ」を読んだほうが楽しめます!「う、うわ~、落ちる」『落ちてないだろ? お前は馬鹿だ』「あ、確かにそうだ。落ちてない。でも、足元が少し不安定だ」『わしがお前を宙に浮かしている状態だからな』「じゃあ、...
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それでも自分であるということ

続きものです。「うっ!! 何だこれは??」 急に激しい頭痛に俺は襲われた。と、同時に辺りが歪んでいるように見える。 頭痛のせいか⁉「太一、どうしたの? 大丈夫?」 母さんが、俺を心配して声をかけてきた。その母さんすら歪んで見える。「う、うあ...
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海の中の月 1

これは、「月が濁す海の闇」というファンタジーものの小説の主人公の親の話になります。また、かなりの長編になるかと思います。1週間に1度以上のペースで投稿していくつもりです。合間で他のものも投稿していくので、番号をつけていきます。    プロロ...
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AIの沈黙2

「何だか、最近お前やつれてねえ?」 学校で昼を食べているときに、友達の一人の西田に言われた。「わかるわ~、最近目の下のくまとかすげえよ」 もう一人の早川にまで言われた。「なんか、夢見が悪くてな」「沢田が恨んでいるんじゃねえの? それで、夢枕...
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AIの沈黙1

長いので2つに分けます。 君は誰? どうしてそんなに苦しそうなの? 髪の毛の長い俺とほとんど同じくらいの年齢の女の子が泣いている。最近、俺はよくこの夢を見る。 その女の子は憂いのある表情で、苦しそうにしてただ涙を流している。そして、何かを俺...
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記憶の彼方へ 3

続き物の最後です 気がつくと、私は自分の部屋のベッドに横になっていた。そして、私の腕を掴んできた男の人が何故かベッド際にいて座っている。 普通なら、知り合いですらない男の人が自分の部屋にいきなりいたら、恐怖に包まれるだろう。でも私の中に恐怖...
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記憶の彼方へ 2

続きものになります。  私が、部屋から出かかると、聡太さんが立ち上がって、扉を掴んだ。「何処に行くんだ?」「何処って、この家から出ていくだけ」 聡太さんはやっと私を見ている。でも、今度は私が聡太さんの方を見ていない。「もう、遅いし、何処に泊...
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記憶の彼方へ 1

長めの話になってしまったので、3回に分けて投稿することにします。※注)一部、性的描写も入っている為、15歳未満の方は読まない方がいいかもしれません。 幼い頃、誰かにある本を読んでもらった。それは、長い年月ずっと独りでいる孤独な男の人の話だっ...