短編小説

kindleの小説出版

高校のクラス

『僕に心臓が動いていることと、ラウラスに逢えて変わったこと』のサイドストーリー 学校という世界は本当に残酷だ—————独特の世界があり、精神を蝕まれる場所でもある。 クラス内でも大概はいくつかのグループに分かれる。でも、僕はいつもどのグルー...
小説

それでも自分であるということ6

続き物なので、この話より前のものを読んでいない方はそちらから読んでみてください。1話目⇒2話目⇒3話目⇒4話目⇒5話目⇒「太一、久しぶりだな」 俺は、携帯を見ていて下を向いていた顔をあげた。俺の机の前には小学生の頃からつるんでいた健太がいた...
小説

それでも自分であるということ5

続き物なので、この話より前のものを読んでいない方はそちらから読んでみてください。1話目⇒2話目⇒3話目⇒4話目⇒「大丈夫?」 綺麗で涼やかな女の子の声が聞こえてきた。俺は閉じていた目を開ける。 俺の目の前には俺と同い年くらいの綺麗な女の子が...
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まだ先の未来の夢

この話はkindleで出版した長編の『僕の心臓が動いていることと、ラウラス逢えて変わったこと』のサイドストーリーです。 いつもと変わらない教室。退屈な授業…………はあ~、もっとうまい教え方がきっとあるだろう? この化学の先生は教え方が下手だ...
小説

アシナガウミツバメ

体が動かない—————みんなの元へ戻りたいけど、随分離れてしまった。そもそも、これじゃあ、餌をとることもできない。体がきつい。 たくさんの人間がいる。波に流されて、砂浜に打ち上げられてしまうかもしれない。さっきから砂浜に近づいたり少し遠ざか...
小説

それでも自分であるということ4

つづきものです。1話目と2話目を読んでない方は、先にそちらをどうぞ!1話目⇒2話目⇒3話目⇒「ユニコーン?」 俺はまるで自分の意思ではないかのように、顔を右側に向けた。そのまま気がついたらその角を頭部に生やしている奴を俺は見ていた。そして、...
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それでも自分であるということ3

つづきものです。1話目と2話目を読んでない方は、先にそちらをどうぞ!1話目⇒2話目⇒「う、うわああああああああああぁぁぁ~」 俺は自分のその声に目を覚ました。俺は、ベッドの上で大きな声で叫んでいた。 辺りを見回すと、そこは自分の家の自分の部...
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高校受験当日

これは、『僕の心臓が動いていることと、ラウラスに逢えて変わったこと』のサイドストーリーになります。「一応、お父さんとは連絡がついた。神崎が受験したいと言っていた高校で構わないとおっしゃっていた。本当に神崎はそれでいいんだな」  中学三年の僕...
小説

それでも自分であるということ2

続き物です。先に「それでも自分あるということ」を読んだほうが楽しめます!「う、うわ~、落ちる」『落ちてないだろ? お前は馬鹿だ』「あ、確かにそうだ。落ちてない。でも、足元が少し不安定だ」『わしがお前を宙に浮かしている状態だからな』「じゃあ、...
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ラウラスがいない戦い

「僕の心臓が動いていることと、ラウラスに逢えて変わったこと」のサイドストーリーになります。 僕といつも一緒に戦ってくれている剣のラウラスが姿を現してくれなくなった。水瀬さくらを守りたいという気持ちがあれば剣は、つまりラウラスは現れるというこ...