小説

妻と別れた。妻は、2人の子どもの面倒をみなくなっていた。育児ノイローゼなのかもしれないと、心療内科を受診させたし、自分も仕事がないときは家に必ずいて、子どもたちの世話や家事を頑張ったつもりだ。　そもそも、子どもが生まれてからは、僕は家事をか...

最近、おかしな夢をよく見る。確かに自分だけど、自分でない誰かになっている夢だ。その中の自分は随分と勇ましい。同じ女性なのに、本当に勇ましくそして本当に強い。　こことは違う雰囲気の世界で、ものすごい身体能力で恐ろしいモンスターと戦っている私。...

短編小説で、家庭環境で苦しむ未成年の話です。　麗奈は何かの音で目を覚ました。（何だろう？　あの声はお父さんかな？　でも、なんだか怖い………）　麗奈は小学6年生だ。今はまだ一学期で、6年生の麗奈は未だに怖がりで妹のベッドで一緒に妹と寝ていた。...

二つの短いお話を書いてみました。楽しんでもらえたら幸いです。まずは女性の方からいきます。　気がつくと、独りで子どもを育てて10年以上の月日が流れていたわ。　私の子は、随分と大きく育ってもうじき私の元から巣立っていくでしょう。それは、とても嬉...